2019年6月下旬、玩具花火研究所にて第1回目となるワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは、スボ手牡丹の一連の流れを体験できるよう、第1弾で田植え作業、第2弾は稲の収穫、第3弾はスボづくり(藁の先端に火薬を付ける)を予定しています。
スボ手牡丹の柄の部分は稲でできています。スボ手牡丹に必要な長さの稲を手に入れるには、機械作業では長さを十分にとることが出来ないため手刈りで収穫をします。また近年お米の品種改良が進み、稲の堅さも変わりつつあります。こういった状況から原料確保が困難になり、2年前に新規就農し米の栽培から始めました。
前日には雨が降り開催が心配されましたが、当日に雨は降らず田植えにちょうどよい気候となりました。
田植えを終えた後は、釜戸で炊いたご飯とお味噌汁、筑後たかっぽの田舎料理を。第2弾では今回植えた稲を刈り、第3弾で実際にお米を食べていただこうと計画を立てています。
ご飯を食べた後は、線香花火をつくります。西の線香花火スボ手牡丹は冬しか作れないため、今回は東の線香花火長手牡丹を体験しました。
最後は、自分でつくった線香花火に火をつけて体験。線香花火に触れる場面を作っていくことも私たちの役割だと実感した瞬間でした。
次回のワークショップ(第2弾)は9月20日頃を予定しています。詳細は追って公開いたします。ぜひ興味のある方はご参加ください。